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イタリア旅行事情 初夏編

  • 2005

先の6月にイタリアへ出かけておりましたので少しご報告いたします。
例年6月から7月に掛けて訪伊いたしておりますが、日本の梅雨から逃げ出せることもあって 大変タイミングの良い出張となってます。
ところが、最近のイタリアは初夏から既に猛暑に見舞われ、やや湿度の高い天候に苦難しております。 ローマ以南では渇水で農作物にも影響し、断水と言った状況が多々あるようです。 また、北部地方でさえもエアコンが必要となり急速な普及と、その影響で電力不足という事態を招いてます。 お年寄りの熱中症なども発生しており、以前のような快適な旅行という環境ではなくなってます。

今回は、北部湖水地方からの行程です。

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以前は、コモ湖での素材の展示会に出向いており、頻繁に滞在しておりました。Villa D’Esteのホテルが会場でしたから展示会もゴージャスなもので、有名デザイナーも 参加してのフルコース・ランチやカクテル・パーティーなど豪華な催しも開かれて優雅な時間でした。
残念ながら、最近はシンプルな展示会場の一般的なものとなり当時の面影はありません。その為か、コモ湖以外の湖水地方には縁が無く、マッジョーレ湖、オルタ湖とも初めての訪問となりました。 マッジョーレ湖にはストレーザとイゾラ・ベッラ島という名勝地が有り多くの観光客で賑わっております。

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しかしながら、閑静で優雅なロケーションを想像していた私どもには少々観光地化されすぎた感のある このエリアにはあまり感動を覚えませんでした。それでも湖畔から眺めるイゾラ・ベッラ島はさすがに 美しく浮かんで輝いていたことをお伝えしておきます。

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さて、隣のオルタ湖、最近、世界遺産に登録されたそうで、私どもはそのことも知らずに訪れたのですが、 湖畔の街=オルタ・サン・ジュリオはとても印象に残る街となりました。実は世界遺産の登録は、オルタとその背後のサクロ・モンテの台地にある礼拝堂など宗教建築物が 指定されています。また、湖上にはサン・ジュリオ島が静かに佇み神秘的な雰囲気を見せます。

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先日、NHKの特別番組でたまたま取材されていたのでご覧になられた方もいらっしゃるでしょうが、 街の広場や小開廊=ロジェッタ・細い路地・階段などとても情緒的で愛らしい街並みはイタリアならでは の光景です。何百年も経た萎びた古い建物は、一つ一つを見ると決して綺麗なものではありませんし、薄剥がれた壁も 壊れたレンガの塀や屋根瓦、磨り減った石畳や階段、湖に崩れるように傾斜した広場の石畳などどれも 年季の入った古びたものですが、一つの街となって集合すると素晴らしい光景となって私どもを魅了します。

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湖の水源は直ぐ北側のアルプスですからその水量も豊富で、この水は水路を通ってミラノの街まで流れ 届きます。
この地方の南西側には私どもの仕事に関係のある素材メーカー=LoroPiana社、L.Colombo社を始め ウールを中心としたメーカーが点在します。アルプスの麓とも言える環境で生産される高級素材は、 この恵まれた水源と空気の中で育まれているのです。
もちろん、古くから各社とも環境維持の為に多大な設備と配慮がなされていて、近代工場と田舎とが 上手く共存してます。

さて、次の滞在地はトスカーナ地方北部、フィレンツェの中心を流れるアルノ川の上流部です。
このエリアを目的地として滞在する人はとても少ないでしょうが、私どもにはヨーロッパ・チャンピオンシップ・ レディース・トーナメントが開催されたゴルフ・コース&リゾート訪問がお目当てです。(フィレンツェから車で40分ほど) ”Poggio Dei Medici Hotels & Resorts”メディチ家縁の土地に12年前にオープンした18ホール・チャンピオン・ コースとコースに隣接されたヴィラ・ゲストハウス、レストラン、プール、エステサロンそしてクラブハウスと プロショップと完備で5スターのサービスを提供します。

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クラブハウスはこの4月に改築オープンしたてで、トスカーナ様式の大変お洒落な雰囲気を持ってます。 ゲストルームもトスカーナ様式ですから、華美な装飾ではなく落ち着いた造りで、目の前のグリーン (私どもは4番グリーン)がガーデンとなりゴルファーには絶好のロケーションでした。

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中部イタリアのゴルフコースはどちらかと言うと水気の無い丘陵地に自然を利用したコースが一般的で、 フェアーウェーも固めの地盤のところが普通ですが、このコースはアルノ川の水源を利用した貯水池を 持っていて、早朝から夜半まで定期的に散水しており、大変良いコンディションを維持してました。 おそらく、中南部では最高のコンディションのコースと思われます。
当然、グリーンの状態も大変良く仕上がっていて満足されるはずです。 バック・ティーで6,342mts=約6,938ヤード、レギュラー6,049mts=6,618ヤード、レディース5,616mts= 6,144ヤードという内容でそれぞれのコースレートは74.4、72.7、76.5とハードなセッティングです。

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日本から比べると自然の地形を生かして設計されてる為、中盤に打ち上げ、打ち下ろしと ややトリッキーなホールやブラインド・ホールがセッティングされてます。
特にアウトコースには池とクリークが絡んでハザードを形成してますが、全体的にバンカーのプレッシャー は少なく感じます。グリーンはベントのややポテトチップ・スタイルで繊細ですが夏場の為それ程速く 仕上げられてませんでした。
オート・カートの用意も有りますが、地元メンバーの方々はハンド・キャリーや電動式キャリー・バッグなど でシンプルなゴルフ・スタイルです。

プラクティス・ゾーンにはベスト・コンディションのグリーン、アプローチ用(ガード・バンカー付き)のショート・ホール が2ホール、そして、芝のドライビング・レンジ、雨天用の人工芝のドライビング・レンジと完璧な施設があります。
こんな設備が付帯して、一日のメンバーのプレー・フィー及びし経費はほとんどタダ状態と言うから うらやましい限りです。皆さんマイ・カートをマスター室で保管してもらっていて、カートフィーもいらないそうで、 尚且つ、18ホール・スルーだろうがハーフでランチ&プールで昼寝ありの極楽ゴルフなのです。
夏場はさすがに少々暑くて厳しい条件ですが、夜9時ごろまでに終了すればOKで、夕方からのラウンド もポピュラーなスタイルです。ちなみに夏場の日が落ちるのは10時ごろとなります。
宿泊パッケージが設定されていて4泊フリー・プレー、2ディナー&1エステや7泊パックのプランも有ります。 食事もとてもエレガントなレストランでリゾート気分一杯です。ちょっと、食事の内容に不満がありますが、 近隣の村にもピッツェリア、トラットリアなどいろいろ有り、結構、田舎バカンスも楽しめます。
www.poggiodeimedici.com こちらから予約可能です。
私どもが滞在した前の週には某日本の大手自動車メーカーT社の完全貸切のコンペがあったそうです。 また、毎週と言っていいほど週末には様々なスポンサーや地元の盟主のコンペが開催され、欧米の 本来の倶楽部ライフのあり方を見ることが出来ます。

もう1箇所別のコースにチャレンジしてきましたので、記載しておきます。
トスカーナ南西部・マレンマ地方にあるフラットな18ホール”Toscana Golf Club”-Men’s 5,532mts=6,052yards Ladies 4,797mts=5,248yards と短めのコースです。こちらもコース・コンディションはとても良く、随所に池や クリーク、小滝なども有り大変美しい景観を見せています。
こちらの倶楽部には、隣地にレジデンスがありゴルフに限らず、リゾート施設として多くのバカンス客に 利用されておりました。私どもはビジターでしたが、このエリアの滞在拠点としても良さそうでした。
バールが併設された小さなマスター室でプレー・フィー Eur.60とオート・カート・フィー Eur.30を支払って、 スタート・ホール手前にあるカートをピック・アップしてからティー・ショットと言ったシンプルなシステムです。

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クラブ・ハウスも利用できますが、大半の方がゴルフ・ウェアーで来場して駐車場内でシューズを履き替えて スタートして行きます。18ホール・スルーでホール・アウト後もそのまま帰ってしまうのが一般的で、気軽な スポーツ施設といった雰囲気でしょうか!
その為かノー・キャディーが当たり前です。特に土日以外は予約無しの当日プレーが可能な状況は 他の倶楽部も同様です。アウトとインの間に売店とドリンクの自動販売機と東屋風休憩所がありますので、 そこでのんびりインターバルを取ることが出来ます。

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www.toscanagolf.com ゴルフ・コース
www.pelagone.com リゾート&レジデンス
*ちなみにコース併設のレジデンスや近隣のホテル紹介と告げればプレー・フィー20%offになります。

近年のイタリアのゴルフ事情はかなり盛り上がりを見せてきてます。
ゴルフ・コースが増加してることも要因になってますが、内外からのリゾート&ゴルフというバカンス・スタイルが 定着しつつあるのからと思われます。また、ご夫婦やカップルで楽しめるスポーツとしてポピュラーな為、 女性のゴルファーが増加してることも特徴です。
未だゴルフ・ショップもほとんどコースにあるプロ・ショップ以外はありませんが、今後急速に普及しそうな予感もします。

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さて、このゴルフ・コースのあるマレンマ地方は先にご案内したようにトスカーナの南西地区に位置します。
キャンティー地区やシエナ地区からさらに南に移動します。フィレンツェから車で2時間強の行程です。 今やトスカーナ・エリアは世界中の旅行者のターゲットですから、オン・シーズンにはインターナショナルな 人々でどこも混雑必死なのが現状です。

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そんな中でこのマレンマ地方は比較的静かで落ち着いてます。西の海岸線にはPunt Ala=プンタ・アーラ という岬と港の名勝地があり、また、その沖合いにはナポレオンが幽閉されたIsola D’Elba=エルバ島が、 内陸部にはMassa Marittima=マッサ・マリッティマをはじめ小高い山の丘に造られた中世の町が点々と 存在して、ヴァリエーション豊かなリゾート・バカンスを提供してくれます。

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私どもの滞在したマッサ・マリッティマの町も、こじんまりとした中世の街並みがそのまま日常に現存してタイム・ スリップしたかのような感覚を与えてます。また、この地は古代人エトルリア人の故郷でもあります。 フィレンツェ近郊の町に比べると長閑な田舎らしさが一杯で、中心のドォーモもその背景になってる広場や 建物は映画の舞台として登場してたのではと言った印象です。

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また、郷土料理も豊富でサルーメ、ペコリーノ・チーズ、フレッシュな野菜類、猪や豚料理から魚介類まで旅行者たちを満足させてくれます。街の広場にあるエノテカ・ショップ”Il Bacchino”のオーナーから薦められた ”Osteria da Tronca”というオステリアで頂いた絶品の田舎料理とローカル・ワインに感服したしだいです!
ユーロ導入と最近のユーロ高で円の威力も心細い中、このリーズナブルさは”スーパー・タスカン・カントリー” とでも言うべきでしょう!

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この町を拠点として、地中海の宝石=エルバ島まで足を延ばして見ました。Porto Piombino=ピオンビノ港から フェリーもしくは高速船でのアクセスになります。約1時間おきの出航で1時間ほどの船旅で、Porto Portoferraio= ポルトフェライオ港に到着です。車でのアクセスならこのコースが良いでしょう。また、高速船で他港へも行けます が、やや不定期だったりとちょっと不安がありそうです。

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ハイ・シーズンを除けば、予約無しで港に出航1時間前ほどに到着しても乗船可能なようです。(2時間前が安心) BMW 3シリーズに2名乗車で往復Eur.140-150程度(時期や購入場所で誤差有り)、日本同様に港の乗船待機場に 並んで待ちます。ちなみにサルデーニャ行きもこの港から出航してますのでお間違えの無い様に並んでください。 島内の中心ポルトフェライオの町は結構広くて、港から中心広場までは歩くにはちょっときつい感じです。

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バカンスに来た人々はそれぞれ目的の港町を目指して急ぎ足で移動します。各ビーチは外洋側に行けば よりクリアー・ウォーターになりアイランド・リゾートの雰囲気も盛り上がります。宿泊施設は、ホテル、レジデンス、 アグリツーリズモと多種・多用にあり、それぞれに合わせたバカンス・スタイルを楽しめます。各町にはお洒落なレストランも点在して新鮮なシーフード料理と切れの良いヴィノ・ビアンコを楽しめるでしょう! *Vino Bianco=Trebbiano トレッビアーノ種やVin Santoなど食後酒は特に品質が良いので逃さずに。

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最後に、イタリアの旅の良き友・資料としてご紹介しておきます。
www.stradavino.it
ワイナリーやエノテカ・バールなどの情報や宿泊施設のへのリンクなどもありグルメ・ファンには大いに参考と なるでしょう。
www.moby.it
フェリーなど船舶の最もポピュラーな会社です。
www.federgolf.it
イタリアのゴルフ・カレンダー、ゴルフ場検索や付帯施設などの情報とリンク

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